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ボリビアのウユニで高山病になる人の特徴と対策

Kazzz
どうも!中学二年生の時からウユニ塩湖に行きたかったKazzzです!
大学の卒業式よりも南米旅行を優先して、ボリビア・ブラジルを旅行しました。
ボリビアは世界的に標高が高い事で有名で僕もウユニ塩湖に行くにあたって高山病が心配だったのでネットで調べたりして対策をとってから現地入りしました。今回はその経験を書きたいと思います。

世界最高標高の空港・ラパス空港

ウユニ塩湖を行くためにボリビア(ラパス)まで空路向かう人はエル・アルト空港を利用します。
エル・アルト国際空港(El Alto International Airport)はボリビアの中心都市ラパス(首都はスクレ)近郊のエル・アルトにある国際空港で標高4061mに位置し世界最高標の国際空港として有名である。また重度の高山病患者のために各航空会社が酸素ボンベを用意しているとの事である。
富士山の頂上が3776mなので日本のどこに行っても体験ができない高さに空港があるのである。はっきり言って考えられないレベルです。
空港に降り立って20kg近くのバックパックを担いで100m歩くだけで頭がくらくらするレベルで正直焦りました。。。。。
空港からタクシーで30分程でラパスのダウンタウンで一泊しましたが、日本からの長時間の疲労があったにもかかわらず
だいぶ寝付きが悪かったのをおぼいています。

高山病とは?

そもそも高山病って何かを知って行く必要があります。

高山病まとめ
  • 3500mを超えるとほとんどの人に症状が出る
  • 主な症状は頭痛やめまい
  • 徐々に体を鳴らす必要がある

高山病の原因と症状

高山病の最大の原因は血液中の酸素不足です。標高が高くなると気圧が低くなる事が原因で、いつもと同じように呼吸していても血液に取り込める酸素の量が減ってきます。富士山の頂上では平地の気圧の2/3となり、体内の酸素量は1/2となります。酸素不足が生じると換気の回数が増えるなどの反応が起こりますが、その適切な反応ができない不適応現象のことをまとめて急性高山病といいます。
高山病に頭痛は必ず起こる
脳は体の中で一番酸素を消費する臓器です。そして低酸素に弱いため、必ず頭痛を伴うのが特徴です。
高山病の症状は
* 頭痛
* 食欲がない、吐き気
* 疲労・脱力
* めまい・ふらつき
* 睡眠障害(熟睡できない)
さらに進んだ危険な症状
* 鎮痛剤で治まらない頭痛
* 嘔吐
* 運動失調
* 無気力・傾眠傾向(ねむりがち)
* 無頓着・感情隠蔽
全員が高山病になるのか
2500mの高度に急激に登ると、25%の人に高山病の症状が出て、3500mではほとんどの人に危険信号が出ます。そのうちの10%の人が重篤になると言われています。また、日本人には数%の割合で低酸素に対応できない(高度に順応できない)体質の人がいると考えられており、遺伝的要素もあるのではないかと言われています。
覚えておきたいこと
* 高齢者は若者に比べて低酸素状態になりやすい。
* 風邪などで体調が整っていない場合は高山病になりやすい。
* ヘリコプターなどで急激に高度をあげるとなりやすい。
* 標高6000m以上では、滞在するほど体力は衰弱していく。
引用:https://www.camp-outdoor.com/tozan/firstaid02.shtml

ウユニ塩湖で高山病にかかる旅人は多い

ラパスに来る旅人のほとんどがウユニ塩湖を目指す。ウユニ塩湖もラパス同様に非常に標高が高く海抜3700mである。
日本からわざわざ地球の裏側まで50時間以上かけてウユニを目指しており、ウユニ塩湖までツアーではなく個人で来る旅人ははっきり言って旅人の中でも旅強者が多い(旅偏差値65以上・上位10%・世界一周中・ワーホリ中・渡航経験20カ国以上がほとんど)。そんな旅強者でも高山病に苦しんでウユニ塩湖滞在を十分に楽しめない旅人は2割程度いた。日時とともに体が順応して来る人も多いが正直2日間は宿で寝て過ごすという非常に勿体無い時間の過ごし方は誰もがしたくない事であろう。
しかし、高山病にならなかった人にはだいたい共通点がある。

ウユニで高山病にならないひとの共通点
  • 高山病の薬を服用
  • ペルー経由で高所に体が順応している
ウユニに来る人のほとんどがペルー(クスコ)・チリ(アタカマ)など経由で、すでに数日間高所の滞在し体が順応しているの
である。
僕は、旅の日数的に直接ウユニ入を目指したが薬を服用したため問題なくウユニを楽しめました。

薬の服用をオススメ!高山病の対策

日本から持ってきた薬をトランジット地のクスコで服用し現地でも服用したおかげてラパス到着の一日目にからだの違和感のみで後日からは頭痛やめまいなどの症状は一切なかった。
ちなみに僕は高山病に対してあまり強い方ではないと思います。富士山の頂上で高山病の症状である頭痛がしたのでなるべく
早く下山しました笑。なので薬のおかげでウユニの標高に順応できたのでしょう。

ダイアモックスは処方が必要

ダイアモックス(アセタゾラミド)という利尿剤がよく使用されます。ダイアモックスは脳の呼吸中枢を刺激する作用があり、呼吸を体内に取り込みやすくします。ドラッグストアでは購入できず、医者の処方が必要です。
しかしどこの医者でも処方できるわではないので、処方できる病院を調べてから行くことが必要です。また保険が適用されません。
実際僕もダイアモックスが処方できる医者を近所で探しました。
また処方箋薬局でも薬の在庫がないため取り寄せに10日間程を要しました。
なので3週間程前に病院に行って診断を受ける事をオススメします。また処方をしてもらう理由として必ず標高が4000m程ある
国へ行くという理由も述べましょう。しっかりした理由がないと医者が処方してくれない場合があるそうです。

ウユニでの高山病についてまとめ

  • 薬を事前に服用(ダイアモックス)する事
  • 薬の入手は処方が必要で取り寄せ期間(10日以上)が必要
  • 体がなれるまでアルコールは絶対に飲まない
  • 到着初日はなるべく体を動かさない
  • 時間があれば、ペルー経由など徐々の高所になれる事
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