大学生の僕が、タイで「レディボーイ」に出会って「性別」とは何か本気で考えた話

ABOUTこの記事をかいた人

【世界一周経験者25歳アクティブITサラリーマン!】 1991年生まれ AB型/ 東京都在住・成田空港第2ターミナル出身/ 「もっとより豊かな人生を!」をもっとうに 海外旅行30ヵ国以上渡航・映画累計900本以上視聴/ その他、テクノロジー・バイク・ サッカー・温泉・季節を感じること・花・新たな事への挑戦を愛する!
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Kazzzです

これは、
僕が、パックパックの旅に
目覚めたキッカケになる経験だ

2011年9月頃
初めての海外一人旅で

タイのバンコクへ行って
「レディボーイ」という存在を知った

期間は5日間と非常に短いものであったが、

鮮烈で自分の記憶に残る経験をした

(僕は、trancegenderではない
無知な僕に、少しでも大切で貴重な経験を与えてくれたこの気づきを振り返る)

1.大学生だった僕

当時、僕は大学2年生で19歳

大学で化学を専攻し
いわゆる「理系」の学生

周りに流されて飲み会に行くことに飽き、
特別何をするわけでもなく

週に3回の実験のレポート提出と
ただただ学校へ行く

勉学に励むわけでもなく
60点をめざす
「単位をとることがゴールになっていた」

そんなつまらい生活を送っていた

考えるのはいつも
「早く夏休みにならないかなー」

日々が退屈だった

だからと言って
自分で何をしたらよいかわからないし、

僕みたいに「違和感」を
感じている友人は周りにはいなかった

今思えば、「自分が発信してなかった」

そんなくそみたいな自分にも
唯一の楽しみがあった

そう夏休みは「海外」へ行く

その楽しみ向けて
学業への支障はない程度のバイトと
生活費を切り詰めてコツコツ

資金を貯めていた

海外旅行は、ありがたいことに

親に小さいころから連れってもらっていて
抵抗は全くなかった

タイには、9歳のときに行って以来
10年ぶり、

その時に,
いわゆる「ニューハーフショー」を家族で見に行って

色んな人がいる国なんだなとー
当時の9歳の記憶である

そんなエンターテインメントのような
軽いのりで「彼女ら」に接した
僕は本当に後悔している

これは、
学生時代の記憶である。



2.ピンクのネオン街との遭遇

翌日の早朝に帰国のフライトを控えた
タイ滞在最終日の夜

4日間バンコウ近郊を観光し
21時ぐらいに
アユタヤから帰ってきた僕は、

スクンビットエリアのナナ駅周辺の
のホテルにチェックインした、

ナナ駅周辺は都会的なエリアで、
特に多くの人が集り、伝統的なタイの観光スポットではない。
しかし、プレイスポットが多く、旅行客にも人気のエリアである。

当時の僕は、そんな情報もよく知らず

空港へのアクセスが比較的よい
それだけの理由で
このエリアのホテルにチェックインした

最終日、最後までバンコクを楽しみたい

夕食も食べていなかったので
ご飯がてら
22時頃から道を探検することにした

適当に屋台でご飯をすまし

道を散策した。

僕は旅行先ではひたすら歩く
ことが好きだ

自分が疲れて
納得するまで歩く

そんな感じでもくもくと歩いていると

なぜかストーリーに立っている
女性がやらたといた

人種も様々で男たちに営業をかけていた

あー
こんなこともあるんだなーって
初めてみた世界だった

道を進んでゆくと
どんどん道ゆく人が増えて行き

その先に
明らかに怪しいスポットがあった

「ピンク!!!!!」

ネオンのピンク!!!!

そう「ナナプラザ」である

19歳の僕は、どんな場所かよくわからず

ただただ強烈なピンクのネオンが
恐ろしかった

もちろん「ゴーゴーバー」
という言葉すら知らない

スルーしてその場所をさった、
とりあえず強烈だったことは覚えている

周りは、ムスリム系のお店が多く

人生で初めてのシーシャーを吸いながら
街のにぎわいを楽しんでいた

時間も23時頃になって
明日、深夜の3時にチェックアウトしなくては
早朝6時の帰りのフライトに間に合わないので

ホテルに戻ることにした

そのホテルに帰る道で彼女と出会った

3.彼女(Pattie)と出会った

彼女は、道沿いのビアガーデン風レストランで
フランス人男性と一緒に呑んでいて
なぜか顔が合った

すると彼女が話しかけてきた

Pattie
一人?
Kazzz
そうだよ!
Pattie
どこからきたの?
Kazzz
日本だよ。
Pattie
私は、Pattie(パティエ)あなたは?
Kazzz
僕は、kazzzだよ
Pattie
そう!バンコクは初めて?
Kazzz
2回目だよ!
Pattie
そうなのね、一緒に飲まない?
Kazzz
え?僕となんで?
Pattie
え、かわいいから
Kazzz
笑、なにそれ?
Pattie
まあいいからシンハー(ビール)にする?
Kazzz
ああえ、でも僕19歳だから、、、
Pattie
一人?え?19歳なの??、、、

てな感じで

タイ人のPattie
フランス人のadamに

ドリンクを奢ってもらい
一緒に飲むことになった

Pattieは22歳
adamは29歳
とのこと

「日本では何してるの?」
とか
「どこ旅行したの」

「日本人はこうゆう人多いよねー」とか
「フランス人はこうゆう人多いよねー」とか

たわいのない話をした

30分ぐらいたって
フランス人のadamが

ホテル戻ると言って
席を外した

僕とPattieは2人で
5分ほど飲んだあと

一緒にディスコバーに行くことにした

Pattieの身長は167cmぐらいで
タイ人女性としては比較的高いほうである

スラットした体型に
黒いキャミソールとタイトなジーンズ・ローヒールのパンプスを
履いていた


黒く長い髪と少し太い眉毛・大きな瞳・紅い口紅
アジアンビューティーと言った風貌だ

笑った時の
彼女の笑顔がとても可愛かった

ふたりで
近くのディスコバーに行った

4.Pattieは彼女ではなく、彼だった

ディスコバーで
ドリンクを呑んで少し話した

当時、世界中でブームだったLady gagaの
Bat RomanceやBorn This Way
ががんがん流れていた

彼女が踊ろうと
言って一緒に踊ることになった

とても楽しくかった

彼女と僕は
Romanceな雰囲気になった

彼女の肩に手を添えた

「あれ?
ずいぶんしっかりしている肩だなー」
と思っていた

踊るのに疲れた僕たちは
お店を出た

時計をみると25時になっていた

すると、彼女がきいてきた

Pattie
泊まっているホテルは近いの?
Kazzz
うん
Pattie
私も行っていい??
Kazzz
だめだよそれは、、、
Pattie
二人で泊まれるホテルあるから
行かない?
Kazzz
ごめんお金ないよ
明日の早朝に日本帰るし
Pattie
そしたら、安いとこで
私がホテルの半分のお金だすから
いいでしょう?
Kazzz
いくらなの?
Pattie
二人で400バーツ(当時:1000円)よ

全く僕を騙そうなんて
そんな素振りではなかった

彼女が僕の手を引く力は
少し力づよかった

「あれ??

彼女は男??」

そんな、疑問が一瞬頭をよぎった

彼女の風貌は、女性そのものだ
もちろん仕草や声も

でも
肩腰の骨格は女性とは違いしっかりしていた
また、僕の手を引く力も強い
身長もタイ人女性にしてはかなり高いほうだ

そして、タイにはいわゆる
ニューハーフが多いことを知っていたため

僕は困惑した

「もしかしたら、

2時間ほど
一緒にいた人の性別を勘違い
していたようだ」

僕は、Pattieのことを完全に
女性だと思っていた

その時は正直
血の気が引いて
急に体が寒くなってきた

僕は何をしてきなのかと、、、、

そうPattieは男であったのであると
一つの答えにたどりついた

僕は、立ち止まり
Pattieに勇気を出して聞いた?

Kazzz
君は男なの??
Pattie
「No〜  Im Lady!!
Kazzz
Ladyって女性って意味??
Pattie
「Lady」はLadyよ
Kazzz
性別は「male」なの?
Pattie
「。。。。」(彼女は黙っていた)
Kazzz
君は「boy」だよね!
そうなんでしょ???
(動揺していてついこんなことを言ってしまった)
Pattie
そうよ(と言って悲しい顔をしていた)
Kazzz
ごめん「boy」とは無理!
飛行機の時間をあるから帰るね!

あっさりした態度でその場を去った

当時の僕は
TranssexualやLadyboyなんて
知らず
そんな単語しか表現できなかった

ホテルまでの道のりでは、
深夜の客引きに必死な
ストーリーに立つ男か女かわからない
多くの勧誘を振りほどいて
小走りで帰った

混乱していた

時計をみると1時半になっていた

そうチェックアウトまで
残り1時間半

急いでシャワーを浴び

荷物を整理
チェックアウトをし
タクシーで国際空港へ向かい

無事早朝の6時発成田行きの飛行機に乗った

混乱していたが、
睡眠不足でもあったため爆睡した

起きた時には着陸態勢に入っていた

5.日本に帰って「オカマバー」へいった

その後、東京の下宿先に戻った僕は
1週間ほどPattieのことを考えていた

Pattieは僕に何を期待していたんだろう?
その日泊まるホテルが必要だったのか
僕と純粋にいたかったのか

なんでタイには
性転換者がおおいのか、
あのネオン街はなんだったの

そんな疑問ばかりが
僕の頭の中にうごめいていた

僕は「ブラックアジア」という
サイトにたどり着き

そこで多くのことを学んだ
「Lady boy」という言葉とその意味
ネオン街の正体

そしてとても深い疑問が出てきた
Pattieは果たして
純粋に女性になりたかったのか?
それともお金のため女性になったのか?

そんなことをもやもや
一人で考えていたが

わからなかった
わかるわけもなかった

なぜか
Pattie謝りたかった

僕はひどいことを言ってしまったと

じっとすることができない僕は、
下宿先から一番近い
立川のいわゆる「オカマバー」へ言った

そこには
6,7人のtransgenderの方が働いていた

僕はタイで体験した話を打ち開けた
そして自分の疑問も聞いてみた

しっかりとした受け答えで
答えてくれた

「私は彼女じゃないからわからないけど
そうゆう風に真剣に考えてくれるだけで
嬉しいよ」

「とってもいい経験をしたんじゃない
こうやって日本でも私たちにも会えたことだし」

「でも深く考える必要はないと思う
あなたが思ったことが真実だと思うよ

そう言ってくれた

僕の中でなんか少し
困惑していた気持ちが
解消された

僕は帰りの電車で
ある答えにたとりついた

6.相手について自分がどう感じたかで相手の性別が自分の中で決まる


そう、相手の見た目や言動によって
自分が感じたもの

Pattieは僕にとって
間違いなく女性だった

見た目はもちちろん
仕草
そして声までも女性そのもの

生まれてきた時の
性別は「男」だったのかもしれない

でも
Pattieは僕にとって
間違いなく女性だった

美しく・気品にあふれた仕草
女性以上に女性らしい

相手を自分がどう感じたかで相手の性別が自分の中で決まる

そんな答えにたどり着いた

自分が感じたものが全てである

正直、gender論に関しては、
わからないことが多い

でも存在をしっかりと認識できる
とても貴重な経験になった

日本では、
学べないことが海外旅行では学べる

日本でも確かにそういう環境は
あるかもしれない

でもそれは、日本では日常に
溶け込んでおり中々気づけない

海外旅行は非日常で

自分との比較の中で
その差が顕著に認識できる

だから僕は
自分の眼でみて感じる
そんな
海外旅行が大好きだ。

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